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駅ロッカー満杯でも安心 福岡の店舗で荷物預かりサービス好評

タブレット端末で預かるキャリーバッグを撮影し、利用者に確認してもらう西口さん(右)=博多区の勉強カフェで

 外国人観光客でにぎわう福岡市で、飲食店などが有料で観光客らの荷物を預かるサービスが広がっている。「駅のコインロッカーがいっぱいで困った」という声をヒントに、ベンチャー企業の「エクボ」(東京都渋谷区)が始めた。利用者はスマートフォンで荷物を預かってくれる近くの店を検索、予約できる。預け先もラーメン店、ネイルサロン、整骨院など150カ所以上に増えている。【合田月美】

     4月中旬、JR博多駅筑紫口から徒歩2分の会員制自習室「勉強カフェ博多プレース」を、キャリーバッグを手にしたマレーシア人カップルが訪れた。2人は初めての九州を荷物を預けて観光しようと考えていたが、コインロッカーは満杯。そこでサービスを使い、自習室を見つけた。オーナーの西口明さん(58)にバッグを預け「行ってきます」と手ぶらで観光に出かけた。

     料金は大きさにより300円か600円。事前登録したクレジットカードで決済される。荷物の預け先として登録されているのは、関係者しか出入りできない保管場所があるか、などのチェックを受けた店で、店側には料金の約5割が入る。

     市内でサービスが始まった2017年6月から荷物を預かってきた西口さんによると、利用者は日本人と外国人が半々。人気歌手のコンサートの際は数週間前から予約でいっぱいになることもある。輪行袋入りの自転車やサーフボードなどロッカーに入らない大荷物を預かったことも。

     西口さんは「相手が外国人で片言のやり取りしかできないこともあるが、せっかく福岡に来てくれたお客さんには、少しでもいい印象を持って帰ってもらいたい」と話した。

     市によると、昨年市内を訪れた訪日外国人は309万人で、10年前に比べて約4倍に増えた。一方、同社が昨年12月に調べたところ、JR博多駅のコインロッカーは計730個、うちスーツケースが入る大型ロッカーは17個だけだった。

     サービスのサイトには「不案内な駅構内でロッカーを探すより、効率的でした」「ベビーカーを預かってもらって助かった」など多くのコメントが寄せられている。サービスは九州各県や沖縄にも広がっている。

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