コーヒー、緑茶…とろみ飲料じわり人気 病院や介護施設に自販機続々

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
愛知県大府市役所内に設置された「とろみボタン」付きの自動販売機。コーヒーは1杯ごとに豆からひいている=大府市役所で2019年5月9日午後2時36分、町田結子撮影
愛知県大府市役所内に設置された「とろみボタン」付きの自動販売機。コーヒーは1杯ごとに豆からひいている=大府市役所で2019年5月9日午後2時36分、町田結子撮影

 コーヒーや緑茶などの飲料に「とろみ」を付けて提供するカップ式自動販売機の設置が広がっている。開発したのは、食品メーカーのニュートリー(三重県四日市市)と、自販機運営会社のアペックス(愛知県大府市)。のみ込む力が衰えた高齢者でも飲みやすく、昨秋の商品化以降、病院や介護施設などで導入が相次いでいる。

 飲料は3種のコーヒーのほか、緑茶や抹茶ラテなど6品で、とろみの「有」「無」を選択できる。とろみの濃さは「薄い」「中間」「濃い」の3段階。ボタンを押して約1分でカップに注がれる。価格はとろみの有無にかかわらず、どれも100円だ。

 ニュートリーは、とろみ材やゼリー化材など、食べ物をのみ込むための補助食品を製造するパイオニア企業で、病院や福祉施設が主な顧客だ。そうした現場での深刻な人手不足を解決するため、とろみ付けに人的労力をかけない方法を模索していたといい、今回の自販機では現場で使われている粉末とろみ材「ソフティアS」を提供した。一方のアペックスは、飲料それぞれの良さを最大限引き出せるとろみ用のレシピを開発。品質や衛生管理…

この記事は有料記事です。

残り424文字(全文887文字)

あわせて読みたい

ニュース特集