緊急避妊薬オンライン処方 なぜ「条件つき」? 厚労省近く解禁

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医師や議員らとの勉強会で、入手しやすい環境整備を訴えるピルコンの染矢明日香理事長(左から4人目)や福田和子さん(左から2人目)=東京都千代田区の衆院第1議員会館で2019年3月12日、中川聡子撮影
医師や議員らとの勉強会で、入手しやすい環境整備を訴えるピルコンの染矢明日香理事長(左から4人目)や福田和子さん(左から2人目)=東京都千代田区の衆院第1議員会館で2019年3月12日、中川聡子撮影

 性交後すぐに飲むと、望まぬ妊娠を高い確率で防げる緊急避妊薬(アフターピル)について、厚生労働省は今月にもオンライン処方を解禁する方針だ。今は病院を直接受診する必要があり、入手に時間がかかることなどが課題だった。これで入手しやすくなると思いきや、国は「性犯罪の被害者に限る」「3週間後の受診義務化」など条件付きの容認を検討しているという。そもそも海外では薬局で買える安全な薬なのに、こんな条件が必要なのだろうか?【中川聡子/統合デジタル取材センター】

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