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ウマ女十番勝負

(8)ヴィクトリアマイル 電光石火だ! デンコウアンジュ

2018年のヴィクトリアマイルを制したジュールポレール=JRA提供

 デジタル編集部の“真希バオー”こと中嶋真希記者が、上半期のG1計12戦を予想します。第8戦は、マイル女王の座を懸けて争うヴィクトリアマイル(東京1600メートル、12日午後3時40分発走)。過去には2000万馬券も飛び出した大荒れレース。「マイナス収支から抜け出すチャンス」と意気込む真希バオ―ですが……。競馬担当30年の松沢一憲記者の解説を交えて、ウマ女記者が競馬の楽しさをお届けします。

 5日に開催されたNHKマイルCの結果に、真希バオーは興奮していた。1着アドマイヤマーズ(2番人気)、2着ケイデンスコール(14番人気)、3着カテドラル(7番人気)の大波乱。自分の予想は外れたが、師匠・松沢記者の予想は、◎グランアレグリア、○カテドラル、▲ヴァルディゼール、△アドマイヤマーズ、△ダノンチェイサー、△ケイデンスコール。ボックス(選んだ馬のすべての組み合わせを購入する方法)で買えば3連複9万7390円、3連単41万680円の高配当が的中だ。「松沢さん! ボックスも買ってますよね?」と興奮して師匠のもとへ向かうと……。

 「ボックスは買ってねえんだよ」。師匠はがっくりと肩を落としていた。「本命が勝たなかったのは、馬の調子を見抜けなかったということ。せめて、オレがつけた印で的中できた人がいてくれればいいけどなあ。ヴィクトリアマイルは、この春のG1で最も予想が難しいレース。今週も、頑張らないといけないな」。そう、このレースは2015年に3連単2070万5810円のJRA史上5位の高配当が飛び出している。「堂々と人気薄から勝負できるぞ」と意気込む師匠。「マイナス収支から抜け出すチャンス」と真希バオーの鼻息も荒い。

松沢記者の本命は……

 ◎ノームコア、○クロコスミア、▲レッドオルガ、△サトノワルキューレ、△ラッキーライラック、△デンコウアンジュ

 松沢記者は、ノームコアを指名。昨年の紫苑ステークス(S)=中山2000メートル=を圧勝し、エリザベス女王杯(京都2200メートル)5着。「前走の中山牝馬S(中山1800メートル)は馬群がさばけず7着だったが、着差はわずか1馬身4分の1。重賞は1勝のみと実績では見劣るが、絶好調のレーン騎手に乗り替わるのは買い材料だ。レーン騎手は、27戦して6勝、2着4回、3着4回と複勝率52%。オーストラリアから来た25歳の敏腕騎手が、勝利に導いてくれるはずだ」。エリザベス女王杯で2年連続2着のクロコスミアも「ここ2戦は逃げから控える競馬に脚質を変え、勝ち馬に肉薄している。人気薄だが、あなどれない」と期待する。

真希バオーの大胆予想

 「がんばれ!」応援馬券(単勝500円+複勝500円=1000円)

真希バオ-の応援馬券

 ◎デンコウアンジュ

 3日に公開されたハリウッド映画「名探偵ピカチュウ」を競馬帰りに早速見てきた。大人気で席はいっぱい。ポケモン人気に乗って“ピカチュウ馬券”といくなら、黒枠のノームコアと黄枠のプリモシーン? いやいや、ピカチュウといえば、得意技の「でんこうせっか(電光石火)」。電光石火の末脚といえば、デンコウアンジュだ。

 デンコウアンジュは、前走の福島牝馬S(福島1800メートル)を楽々と差し切り勝ち。2走前の中山牝馬Sは4着だったが、最後方から勝ち馬にわずか1馬身差まで迫った。3走前のターコイズSも、最後方からインを突いて3着。ターコイズSと福島牝馬Sでコンビを組んだJRA現役最年長の柴田善臣騎手(52)がこの馬の能力を最大限に引き出してくれるはずだ。

 “リピーター”が多いというデータも、このレースで17年に2着のデンコウアンジュには心強い。昨年勝利したジュールポレールは、17年3着。2連覇したストレイトガールは3年連続で馬券に絡んでいる。ほかにもヴィルシーナ、ホエールキャプチャ、ブエナビスタが2年連続で好走。G3を2勝しているデンコウアンジュが、G1を奪取する可能性は大。「アンジュ! 電光石火だ!」とピカチュウの相棒サトシのごとく叫んで応援したい。

NHKマイルC グルーヴィットは不完全燃焼で10着

 東京競馬場で5日に開かれたNHKマイルCは、冒頭で触れた通り大波乱に。師匠が推奨したカテドラル、ケイデンスコールは、真希バオーも買っていたが、本命に推したグルーヴィットが10着だったため的中はできなかった。

 後方でじっくり構えたグルーヴィットだったが、直線で前が壁になった。すぐ近くでは、グランアレグリアが大きくよれてダノンチェイサーにぶつかっていた。みんなが団子状態。「進路よ、開けー!」。真希バオーの声援もむなしく、フルゲート18頭の馬群をさばけず10着。不完全燃焼な競馬になってしまった。

 結果は残念だったが、パドックで見たグルーヴィットのかっこよさは忘れられない。目を輝かせ、自信たっぷりの表情。「早く走りたいぜ!」とでも言い出しそうな雰囲気だった。このレースを終えて、まだキャリア4戦。経験を積んで、次は彼らしいグルーヴィーな走りを見せてほしい。【中嶋真希】

フェブラリーS -1000円

高松宮記念 -1000円

大阪杯 -1000円

桜花賞 -1000円

皐月賞 単勝外れ 複勝160円×5=800円払い戻し

天皇賞・春 -1000円

NHKマイルC -1000円

収支 -6200円

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