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楽庫・アーティスト

ヤヌシュ・プルシノフスキ・コンパニャ マズルカの伝統に感謝

ヤヌシュ・プルシノフスキ・コンパニャ

 <楽庫(らっこ)>

 スーパースターではない一人の音楽家の良心と献身が、ポーランド固有の伝統と社会に新たな価値を授けている。少年のショパンを魅了し、農村部でひっそり受け継がれてきたマズルカは、すんでのところで博物館入りを免れ、生きる民衆音楽としてよみがえった。野趣に富むめくるめく農村マズルカは、ときにポリリズム調の3拍子。変則性は言語とダンスステップに由来する。スリリングな演奏と素朴な歌は、まさに感動のうねりだ。

 共産主義政権から解放された1990年代初頭のポーランドには、アメリカ文化のコピーがまん延していたという。そんな中、ひたすら即興の妙味を追い求め、ヤヌシュ・プルシノフスキがたどり着いたのが自国の農村マズルカだった。各地に隠れた達人を探しては訪ね回り、民俗バイオリン奏法を習い、つぶさに古謡を拾い集めた。同時にワルシャワで仲間とイベントを創設、催しは2009年より続く「マズルカ・オブ・ザ・ワールド・フ…

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