東日本大震災

福島第1原発事故 大崎・試験焼却 住民側が即時抗告 地裁の仮処分却下「誤り」 /宮城

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即時抗告後、改めて試験焼却中止を訴える上宮協栄会の阿部忠悦会長(左)ら=仙台市内で
即時抗告後、改めて試験焼却中止を訴える上宮協栄会の阿部忠悦会長(左)ら=仙台市内で

 東京電力福島第1原発事故による放射性物質に汚染された牧草などの大崎地域広域行政事務組合による「西部玉造クリーンセンター」(大崎市岩出山)での試験焼却中止を求めた仮処分で、住民側は10日、仙台高裁に即時抗告した。住民側は、仙台地裁による却下の決定に「誤りがある」として、取り消しを求めた。

 抗告したのは、同センター周辺の住民団体「上宮協栄会」など。協栄会は2007年、第4項で「焼却場の機能・設備を変更する場合は地元住民に事前に説明し合意を得る」と明記した「申し合わせ」を同組合と結んでおり、汚染牧草焼却が機能変更にあたるとして中止を求めた。

 地裁決定は、申し合わせについて、同意がなければ変更できないことを意味する「不作為義務の発生」を認めなかった。これに対し住民側は第4項を「不作為義務が発生すると解釈する方が常識的」として「解釈に誤りがある」と指摘した。

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