児童虐待防止

法案審議入り 体罰ダメ、知っていたら 当時の私、相談できず

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父に虐待を受けた経験から「『体罰禁止』について子ども自身が知る機会を」と訴える萩原みらいさん=東京都渋谷区で、横田愛撮影
父に虐待を受けた経験から「『体罰禁止』について子ども自身が知る機会を」と訴える萩原みらいさん=東京都渋谷区で、横田愛撮影

 児童虐待防止対策を強化するための児童福祉法と児童虐待防止法などの改正案が10日、衆院本会議で審議入りした。虐待を受けてきた当事者たちも、審議の行方を注視している。福島大3年の萩原みらいさん(21)は、法案に親による体罰禁止が明記されたことを歓迎しつつ、「何が虐待に当たるのか、子どもが知らないと意味がない。法と当事者をつなぐものが重要」と訴える。

 自営業の両親の間に、4人姉妹の三女として生まれた。父の暴力は、いつもささいなことがきっかけだった。「ただいま」の声に元気がないと激高し、髪をつかまれ殴られた。中学2年の時、車で2人で出かけた際に父が怒り出し、助手席に居た萩原さんは首を絞められ、頭を窓ガラスに打ち付けられた。

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