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メディア 即位・退位の報道 お祝いだけ?疑問の声も

新天皇陛下の即位を知らせる号外を手にする人たち=札幌市中央区で2019年5月1日、竹内幹撮影

山田やまだ道子みちこ 毎日新聞まいにちしんぶん 紙面審査委員しめんしんさいいん

 まえ天皇陛下てんのうへいか(85)が4がつ30にち退位たいいされ、しん天皇陛下てんのうへいか(59)が1ついたち午前ごぜん即位そくいされました。元号げんごうが「平成へいせい」から「令和れいわ」にあらたまり、日本にほん各地かくち大騒おおさわぎ。テレビきょくは30日夜にちよるから今月こんげつついたち未明みめい特別番組とくべつばんぐみ放映ほうえいし、東京とうきょう渋谷しぶやのスクランブル交差点こうさてん様子ようす生中継なまちゅうけいするなどおいわいムードをげました。平均視聴率へいきんしちょうりつ関東地区かんとうちく)がもっとたかかったのは、日本にほんテレビ「news zero」の拡大かくだいばん午後ごご11午前ごぜんの10.6%だそうです(ビデオリサーチ調しらべ)。

     わたしは1989ねんがつなのか昭和しょうわ天皇てんのうくなりまえ天皇陛下てんのうへいか即位そくいし、元号げんごうが「昭和しょうわ」から「平成へいせい」にわるとき皇居こうきょ内外ないがい取材しゅざいをしていましたが、なかくら雰囲気ふんいきでした。政府せいふ国民こくみんに2日間ふつかかん弔意ちょういあらわすことやうたおどりをともな行事ぎょうじ自粛じしゅくすることを要請ようせい。テレビからCMがえました。それだけに今回こんかいは「おまつさわぎ」だとおもいました。ネットでは「あけましておめでとう」という言葉ことばいました。

     さすがにおまつさわぎでいいの? おいわいのこえしかないの?という報道ほうどう登場とうじょうします。朝日新聞あさひしんぶんみっか朝刊ちょうかん記事きじ改元かいげんの『まつり』テレビめた」では、水島久光みずしまひさみつ東海大学とうかいだいがく教授きょうじゅが「テレビメディア自身じしん覚悟かくごって天皇てんのうせいというおもいテーマにわなかった結果けっかきゅうごしらえのたような番組ばんぐみがあふれた」と指摘してきしました。東京新聞とうきょうしんぶんは4よっか朝刊ちょうかんで、メディアが「令和れいわ祝賀しゅくが大騒おおさわぎをたれながしたりしたことは政権せいけん有利ゆうりはたらいたという専門家せんもんか見方みかた紹介しょうかいしました。また、毎日新聞まいにちしんぶん東京とうきょう本社ほんしゃばんよっか朝刊ちょうかんで、らしにこまっているひと多忙たぼうなコンビニオーナーの「改元かいげん祝賀しゅくが関係かんけいなし」という生活せいかつ実態じったいつたえました。

     一方いっぽう、9ここのか発売はつばい週刊新潮しゅうかんしんちょうは「祝賀しゅくがムードにみずす『令和れいわ元年がんねん』10のうら物語ものがたり」という企画きかく秋篠宮あきしののみやさまのなやみや皇后こうごう雅子まさこさまのられざる言動げんどうせています。新聞しんぶん週刊誌しゅうかんし性格せいかくちがいがかります。


     政治部せいじぶ夕刊編集部ゆうかんへんしゅうぶ政治せいじなが取材しゅざい週刊誌しゅうかんし「サンデー毎日まいにち」の編集長へんしゅうちょうつとめた。新聞しんぶんそとから新聞しんぶん経験けいけんをして、メディアに関心かんしんつようになった。1961年東京都生ねんとうきょうとうまれ。

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