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ラグビーW杯・東京五輪パラリンピック/9 青森・弘前 ブラジルのパラリンピック柔道

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青森県内の高校生と練習するブラジル視覚障害者柔道チームの選手=青森県弘前市の県武道館で2018年7月21日、弘前市提供
青森県内の高校生と練習するブラジル視覚障害者柔道チームの選手=青森県弘前市の県武道館で2018年7月21日、弘前市提供

コンデ・コマに恩返し 柔術広めた偉業、継承

 ブラジル障害者スポーツ連盟のサンドロ・ライナ前会長が、東京パラリンピック柔道(視覚障害)での事前合宿について協議する覚書を締結するため、青森県弘前市を訪れたのは2017年1月のことだ。全盲のライナ前会長は、助けも借りながら手探りで書類に署名。締結式後、ブラジルと弘前の橋渡し役となった男の名を挙げた。「弘前での合宿が実現すれば、コンデ・コマに恩返しできる」

 コンデ・コマこと前田光世(1878~1941年)は、船沢村(現弘前市)出身の柔道家だ。柔術を広めるために1904年に渡米後、欧州や中南米を訪問。14年にブラジルに行き着いた。アマゾン川河口部のベレンに道場を開設するなどブラジリアン柔術の礎を築いた。その名は、スペイン語で伯爵を意味する尊称「コンデ」に、不景気で前田が「困っていた」ことから「コマ」と名付けられたといわれる。

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