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長崎被爆体験伝承者

戦争の悲惨さ、次世代に 「祖父や母の遺志引き継ぐ」 舞鶴・若浦中を訪問 /京都

家族の被爆体験を語る平田周さん=京都府舞鶴市の若浦中学で、行方一男撮影

 長崎県の被爆体験伝承者でもある平田周さん(60)=長崎県長与町=が10日、第二次大戦後のシベリア抑留や引き揚げの歴史について学んでいる舞鶴市大波下の市立若浦中学校(宮川啓三校長)を訪問し、生徒たちと交流を図りながら原爆や戦争の悲惨さを語り継ぐ重要さを説いた。【行方一男】

 平田さんの祖父は、長崎に投下された原子爆弾で妻子4人を失い、その経験に基づく「なにもかもなくした手に四まいの爆死証明」などの句を残した自由律俳人・松尾あつゆき(1904~83年)。母親も15歳で被爆し、平和の大切さを訴える語り部として、死亡する前日まで活動していたという。

 平田さんは体育館に集まった全校生徒約120人を前に「既に被爆者の平均年齢は82歳を超えており、自ら話すのは年々困難となっている。次の世代、その次の世代にバトンを引き継がないといけない」と訴えた。原爆の怖さは放射線障害で人体の細胞が破壊され、74年たった今も後遺症に苦しみ悩んでいる現状を報告。祖父が残した記録「松尾あつゆき日記」を引用しながら生徒たちに原爆の悲惨さを説明した。

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