メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

神戸空港

国際線検討 国内線、午後11時まで拡大

 関西国際、大阪(伊丹)、神戸の各空港の役割分担を関係府県などで協議する関西3空港懇談会(座長・松本正義関西経済連合会会長)が11日、大阪市内で開かれ、神戸について、大阪・関西万博が開催される2025年ごろまでの国際線就航を検討することで合意した。関空に集約している国際線の受け入れを神戸でも担い、関西全体の空港機能を強化させる狙い。また、21年ごろまでに運用時間を延長し、発着回数を増やす規制緩和を決定した。神戸の規制緩和は06年の開港以来初めて。

     会合では、3空港について、21年ごろまでの「短期」、25年ごろまでの「中期」、めどを示さない「長期」に分けて方針を整理。神戸の国際線就航を中期の取り組みに位置づけた。ただ、国際化には空港までのアクセス向上や、手狭なターミナルの増築・新築などが必要。費用負担のあり方など課題は多いとみられる。

     運用時間は、1時間延ばして午後11時までとし、発着回数を1日80回に20回増やす。発着時間が1時間延びれば、東京・羽田空港を午後9時過ぎに出発し、神戸に午後11時前に到着する便を設定できるなど、利便性向上と空港利用者の増加が期待できる。3空港懇の松本座長は会合後、神戸の規制緩和について「具体的に一歩を踏み出した。今後多くイベントが開催される中、関西経済が活性化するツールになる」と評価した。

     一方、騒音問題を抱える伊丹については、規制緩和の時期を示さなかった。3空港懇は年1回程度開催し、訪日外国人のさらなる増加など状況変化に応じて議論することを確認した。

     神戸は、自主規制により現状、運用時間を午前7時~午後10時、発着回数を1日60回に制限。国際線も認められていない。06年の開港当時、関空の利用が低迷し、利用客の奪い合いを防ぐ目的があった。

     しかしその後、訪日外国人が急増。昨年9月の台風21号では、関空が一時閉鎖され、国際線を1空港に依存する危機管理の問題を指摘する声も上がった。このため昨年12月に3空港懇を8年半ぶりに開き、規制緩和に向けた検討を始めた。【釣田祐喜】

    おすすめ記事

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 札幌ドーム、収益どうなる 日ハム移転後は年3億円の赤字か
    2. ウソだった…宮迫博之ら11人を謹慎処分「2万〜3万円のギャラの芸人も 最初から全てを話すべきだった」(スポニチ)
    3. わいせつ動画投稿疑い 長崎県職員の22歳女を逮捕 京都府警
    4. 松本人志、闇営業の実態解明は“吉本に任せる”(スポニチ)
    5. 新天地へ・日ハム本拠地移転 /上 札幌ドームに強い不満 自由な経営選択 /北海道

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです