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今年に入り、横浜市と神奈川県逗子市の踏切で、横断中の高齢者が電車にひかれ、死亡する事故が起きた。どちらも警報機や遮断機がなかったり、数十メートルを渡ったりする「危険な踏切」だった。同県や民間鉄道会社5社によると、県内には同様の踏切が少なくとも計40カ所ある。廃止などの対策も検討されているが、住民からは「普段の生活に必要で、なくなったら困る」との声も出ている。【杉山雄飛】
今年3月21日夕、逗子市逗子2のJR横須賀線「山の根踏切」を歩いて渡っていた横浜市港北区の男性(92)が電車にはねられて死亡した。踏切には車両の入れ替え線を含む計9本の線路が通っているが、警報機や遮断機は設置されていない。利用者は自分で電車が来ないか確かめながら、長さ約35メートルを渡らなければならない。逗子署によると、死亡した男性は墓参りの途中だったとみられ、ポータブルラジオとイヤホンを所持し…
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