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見上げてごらん

蔵の効用=永山悦子

 「蔵に来ませんか」

 お誘いのメールが届いたのは4月初め。送り主は、秋田県湯沢市に住む山本ゆきさん。山本さんは同市の実家の蔵を改装し、そこでがん患者たちが集まるサロンを開こうと計画していた。

 大型連休前に訪れた蔵は、想像と全く違った。雪の多い地域では、雪害から蔵を守るため、蔵の外側を上屋で覆うことがあるという。民家の外からは中に蔵があるとは分からず、建物へ入ると、普段外で見るのと同じような立派な蔵(壁、屋根付き)がドーンと構えている。「内蔵(うちぐら)」と呼ばれる。

 山本さんの実家の内蔵は、白壁と重厚な黒い観音扉、漆で仕上げられた壮麗な太い梁(はり)や柱が印象的。…

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