メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

ことばの五感

青人草と草の名前=川野里子

 新緑が眩(まぶ)しい。

 以前、ある短歌大会の題に「草」を出したところ例年の二倍もの作品が集まり驚いた。大半が草毟(くさむし)りを詠(うた)った作品であった。毟っても刈っても生え出て作物を侵す草との闘いは農家にとって死活問題である。田の草取りは一番の重労働だった。猛暑に勢いを得た草は、手を緩めれば田畑や庭に繁り、アスファルトの割れ目から生え出る。

 草から生活の領分を取り戻すことはモンスーン地帯の宿命だろうか。あの世のことを草葉の陰とも言う。

この記事は有料記事です。

残り639文字(全文861文字)

ご登録日から1カ月間は100円

いますぐ登録して続きを読む

または

登録済みの方はこちら
おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 男子高校生を買春容疑、小学校長ら逮捕「欲望を抑えられなかった」

  2. 北九州市最大のソープランド摘発 経営者ら売春防止法違反容疑で逮捕

  3. 千葉県 37歳女性職員、病気休職中に風俗店勤務で処分

  4. 実体験もとに性依存症を漫画化 なぜ作者は公表したのか

  5. 100歳、歩行者はねる 「気がついたら歩道に」 新潟

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです