米国で最初に販売された日本茶は茨城「さしま茶」 麗沢大調査

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中山元成による茶業の功績をたたえる碑(奥)と説明書きの看板=茨城県坂東市で、橋本利昭撮影
中山元成による茶業の功績をたたえる碑(奥)と説明書きの看板=茨城県坂東市で、橋本利昭撮影

 麗沢大(千葉県柏市)の研究チームは、幕末に米国で「日本茶」として最初に販売された茶が関宿藩領内で生産された「さしま茶」とする調査報告書をまとめた。他の産地に先駆け、積極販売した同藩の豪農と米国商人による日米両国の売買記録などで裏付けられた。その後、日本茶は生糸と並んで海外貿易の主要な輸出品に成長しており、報告書では「豪農は茶貿易のパイオニア」と評している。【橋本利昭】

 さしま茶のブランド化を目指す茨城県境町、さしま茶協会が、現在の同県坂東市出身の豪農、中山元成(1818~1892年)について「『茶輸出の先駆者』とされていることを証明してほしい」と麗沢大に調査を依頼。同大の研究者と日米関係や茶業史などの専門家が2017年2月から約2年かけて調査した。

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