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皇位継承に伴って11月にある皇室行事「大嘗祭(だいじょうさい)」で、供える米の収穫地域を決める「斎田点定(さいでんてんてい)の儀」が13日、皇居であり、東日本と西日本から栃木県、京都府がそれぞれ選ばれた。明治以降、この2府県が選ばれたのは初めて。
斎田点定の儀は、アオウミガメの甲羅を将棋の駒の形(縦約24センチ、横約15センチ、厚さ約1ミリ)に加工したものを火であぶり、亀裂の形を基に占う「亀卜(きぼく)」を行う儀式。
午前10時ごろ、皇居・宮中三殿の敷地内に設けられた「斎舎(さいしゃ)」と呼ばれる天幕の中に、天皇家の私的職員である掌典(しょうてん)4人が入った。儀式は非公開で、約40分で終了。宮内庁は、どのような亀裂が入って2府県が選ばれたか明らかにしていない。
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