皇居ゆかりのコブハクチョウ 令和にひな誕生 茨城・牛久沼
毎日新聞
2019/5/13 20:44(最終更新 5/13 23:21)
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1963年に皇居のお堀から譲り受け、牛久沼(茨城県龍ケ崎市)で生息するコブハクチョウ。今月1日に2羽のひなが誕生し、昭和、平成、令和と三つの時代に命をつないだ。4月30日にも1羽が誕生し、3羽は茶色のふわふわした産毛に包まれ、母親に身を寄せたり、散歩したりしてすくすくと育っている。
「可愛いねー」。沼に面する牛久沼水辺公園では連日、市民らが観賞や撮影に訪れる。市観光物産協会の菊地義正理事(71)によると、ひなは毎年、大型連休の時期に誕生するという。
市は毎朝夕の餌やりをシルバー人材センターに委託。市民の有志も見守りを続けており、10年前から関わる市内の主婦、張貝由紀子さん(65)は「とにかく可愛い。母親の羽の中に潜り込んで寝ている姿も見た」とほほえむ。張貝さんは昨年1年間に、10羽のひなの誕生を確認したという。
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