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孤立も「自己責任」か? イラク人質事件で拘束、NPO法人「D×P」理事長・今井紀明さん

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今井紀明さん=大西達也撮影
今井紀明さん=大西達也撮影

15年ぶり再訪で見つめた日本

 2004年4月、イラクで日本人3人が武装勢力に拘束される事件があった。自衛隊撤退が人質解放の条件とされ、議論が過熱。3人には「自己責任だ」と批判も上がった。あれから15年。当時18歳の今井紀明さん(33)は今、大阪を拠点に、孤立した若者を支援するNPO法人を運営する。そして4月、イラクへの再訪を果たした。現地で何を見つめたのか。【鵜塚健】

 行動力と好奇心の強さは変わっていない。いじめや虐待、家庭事情ではじき出された若者に教育・生活支援をするNPO法人「D×P(ディーピー)」を約30人の仲間と運営。理事長として年間約900人の若者の相談に応じたり、国内外の学校、団体、起業家との連携や講演をしたりとスケジュールはぎっしりだ。もう「あの今井君」ではない。

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