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そこが聞きたい

日本天文遺産を創設 日本天文学会長 柴田一成氏

 日本天文学会が、天文学に関する歴史的な文書や物品を認定する「日本天文遺産」=1=を創設し、今年3月に登録第1号となる2件が発表された。日本の天文学の歴史は、6~7世紀ごろに中国から暦などが伝わり、本格的に始まったとされる。制度を作った目的や遺産の活用方法を柴田一成・日本天文学会長(64)に聞いた。【聞き手・永山悦子、写真・藤井太郎】

--最初の日本天文遺産に、新古今和歌集や小倉百人一首の選者として知られる藤原定家が平安時代末期から鎌倉時代初期に記した日記「明月記」と、江戸時代に設立された天文台「会津藩校日新館天文台跡」(福島県会津若松市)が選ばれました。その理由を教えてください。

 明月記は、望遠鏡が発明される前の貴重な天文現象の記録で、超新星爆発やオーロラ、彗星(すいせい)、日食、月食などさまざまな現象が載っています。国宝に指定されていますし、世界的にも評価が高い古文書です。日新館の天文台は会津藩校が建設し、江戸時代の天文台の遺構としては全国で唯一残っているものです。当時の日本の天体観測の様子を体感できる貴重な遺構です。

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