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札幌市議会が大混乱 最年長議員が勝手に「議長」宣言 議長席を9時間以上占拠

札幌市役所=札幌市中央区で2019年2月25日、貝塚太一撮影

 4月の統一地方選で改選後、初めて開かれた13日の札幌市議会で議長選出を巡って臨時議長に就いた市議が9時間以上議長席を占拠する混乱が起き、市議会は14日も影響が続いた。13日に予定していた昨年9月の北海道胆振(いぶり)東部地震の液状化被害の復旧工事の審査なども14日にずれ込んだ。

 同市議会では市議同士の互選で最大会派から議長を選ぶ慣例。しかし13日は、最年長市議であることを理由に臨時議長に就いた松浦忠氏(79)=9期目=が一方的に立候補制による独自の議長選出方法を宣言した上で、自分1人が開会前に立候補を表明したとして自らを議長に充てる方針を宣言して大混乱した。

同僚議員ら「いいかげんにしなさい」

 市議会事務局議事課によると、通常は15~20分の新議長選出手続きが、この日は午後10時10分の本会議再開で正常化するまで9時間以上かかった。地方自治法は議長空席時に年長議員を臨時議長に置くと定めるが、解任規定はない。このため議会事務局が総務省や市法制課などと協議し、「事故が起きた」と判断。最終的に松浦氏以外の出席市議全員の総意で2番目に年長の市議を臨時議長とする異例の措置で、最大会派の自民党の山田一仁氏(69)を議長に選んだ。

 無所属で1人会派の松浦氏は14日、市議たちから「いいかげんにしなさい」と言われても議長席を動かなかった理由について「立候補制による選出方法について反対がなかった」などと取材に説明。選挙前も議長を務めていた山田新議長について「各会派は山田氏が全国市議会議長会会長を続けられるよう引き続き議長を任せる考えで、それに反対だった」とも指摘した。【土谷純一】

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