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強めのワードに注意…自民が"失言防止"マニュアル作成 党関係者は「情けない」

桜田義孝前五輪担当相(左)と、塚田一郎元副国土交通相

 自民党が「『失言』や『誤解』を防ぐには」と題した“失言防止マニュアル”を作成し、党内に配布した。桜田義孝前五輪担当相や塚田一郎元副国土交通相が失言で相次いで辞任しており、夏の参院選を前に引き締めを図る狙いがありそうだ。

 自民党遊説局が2、3月に開いた研修会の要旨が「遊説活動ハンドブック」の号外としてA4判1枚にまとめられ、国会議員や都道府県連、参院選候補予定者に電子データで送付された。

歴史認識は「謝罪できず長期化」と注釈

 注意書き冒頭は「発言は『切り取られる』ことを意識する」で、回避の具体策も指南。「読点(、)が続くダラダラしゃべりは『切り取り』のリスクが増す。句点(。)を意識して短い文章を重ねることで、余計な表現も減る」としている。

 「タイトルに使われやすい『強めのワード』に注意」との部分では(1)歴史認識や政治信条に関する個人的見解(2)ジェンダー、LGBTについての個人的見解(3)事故や災害に関し配慮に欠ける発言(4)病気や老いに関する発言(4)身内と話すようなウケも狙える雑談口調の表現――の5パターンを列挙。「歴史認識」については「謝罪もできず長期化の傾向」との注釈が追記されている。その上で「プライベートな会合でも、誰もがスマートフォンで写真や映像を発信できる」と指摘した。

 締めくくりでは「『弱者』や『被害者』に触れる際は一層の配慮を」とし、「表現に『ブレーキ』をかけるようにしましょう」と注意喚起している。

 懇切丁寧な内容だが、文面を見た自民党関係者は「情けない」と漏らした。【遠藤修平】

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