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令和のはじめに 浸食する「貧困」 インタビュー 作家・雨宮処凛

雨宮処凛さん=東京都杉並区で2019年4月5日、根岸基弘撮影
雨宮処凛さん=東京都杉並区で2019年4月5日、根岸基弘撮影

 平成バブルの崩壊後、「就職氷河期世代」と呼ばれる若者の貧困問題が注目された。昭和の高度成長が克服したはずの貧困は、雇用状況の変化に伴い、再び社会の表層に。構造は令和に入っても変わらない。同世代を代表する作家の雨宮処凛さんに貧困や「生きづらさ」の背景、解決への希望を聞いた。【聞き手・鈴木英生】

不安のシグナルを放置し続けた平成

--令和という新元号を知った印象は。

 とっさに、「え! (雨宮さんが10代の頃から好きな)ビジュアル系(ロック)バンドのメンバーの名前にありそう!」と思った(笑い)。たとえば、青い長髪をツンツンに立てたニヒルなベーシスト「REIWA」といったイメージだ。私だけではない。ビジュアル系バンドのファンや関係者の中には、令和の響きに、なぜか親近感を覚えて盛り上がっている人が多い。(バンドの)ゴールデンボンバーは、新元号の発表後1時間で新曲「…

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