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スルガ銀、不適切融資1兆円超 新生銀と業務提携

スルガ銀行本店=静岡県沼津市で2019年5月15日午後3時5分、竹内紀臣撮影

 スルガ銀行は15日、シェアハウスなど主力の投資用不動産向け融資(総額約1・8兆円)に関する全件調査の結果を発表した。行員による審査書類の改ざんなどの不正や、不動産業者の関与も含めて不正の疑いが判明した融資総額は1兆円超に上ると説明。不動産融資全体の約6割に当たり、不正がまん延していた実態が明らかになった。

 スルガ銀は同日、新生銀行と個人向けローンなどの分野で業務提携すると発表。スルガ銀の株式の5%弱を取得している家電量販店のノジマとの業務提携も発表した。スルガ銀の有国三知男社長は記者会見で「これだけの不正が検出され、申し訳ない」と謝罪。新生銀について「資本提携を含め、将来の選択肢は排除しない」と述べ、今後の資本提携に含みを持たせた。

 全件調査は昨年10月、弁護士らに委託して実施。行員が顧客の預金通帳のコピーなどを改ざんする不正は計7813件、5537億円で確認され、不正の疑いがある融資も1575件、864億円見つかった。これと別に顧客の自己資金を不動産会社が一時的に立て替え、銀行の審査を通りやすくした疑いのある融資も約4000件、約4300億円あった。スルガ銀は「不動産会社に聞き取りをしていないので実態は分からない」としたが、問題融資は一部支店に集中していた。

 一方、スルガ銀が同日発表した2019年3月期の連結最終(当期)損益は不正融資に伴う貸し倒れ引当金などが響き、971億円の赤字(前期は69億円の黒字)だった。【古屋敷尚子】

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