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373年前の色彩鮮やかに 初の障壁画公開 京都・仁和寺

初めて公開された観音堂の障壁画=京都市右京区の仁和寺で2019年5月14日午後2時半、大西達也撮影

 世界文化遺産の仁和寺(京都市右京区)で15日、重要文化財・観音堂の内部の特別拝観が始まり、本尊千手観音菩薩(ぼさつ)立像、二十八部衆立像など仏像33体の他に、本尊を安置する「須弥壇(しゅみだん)」を囲む3面の壁と須弥壇背面の障壁画が一般公開された。3面の壁と背面の障壁画の公開は再建された373年前以来で初。7月15日まで(休止日・時間帯あり)。

 観音堂は寺の創建から約40年後の928年ごろ造営されたと伝わる修行僧の道場で、現在の建物は江戸時代の1646年に再建された。障壁画は京都などで活躍していた絵仏師、木村徳応らが手がけたとされ、三十三観音菩薩が諸難から人を救う様子や、死後に向かうとされる六道の世界が極彩色で描かれる。

 今回の初公開は、2012年から行っていた、部分的に解体して修復する工事が完了し、この日始まった落慶法要に合わせて実施。従来の特別公開は仏像と須弥壇正面壁の障壁画のみの拝観だった。鴨井智峯(ちほう)・真言宗御室派総務部長は「障壁画は今回の工事でも水洗いした程度。再建当時の鮮やかな色彩が残っていることに驚く」と話している。

 午前9時半~午後4時半。一般1000円(記念品付き)、高校生以下は次世代の文化支援として無料。問い合わせは仁和寺(075・461・1155)。【矢倉健次】

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