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世界の雑記帳

離婚増加のエジプト、大学生に「円満夫婦の心得」を寸劇で伝授

 エジプトの大学では、政府の肝いりにより、大学生に適切なパートナーを選ぶ方法や結婚における問題への対処法に関する授業が行われている。同国では2017年に離婚件数が前年比3.2%増の19万8000件以上に達しており、さらなる増加を食い止めるのが目的だ。写真は、カイロ大学での授業で行われた、夫と妻役による寸劇の様子。4月18日撮影(2019年 ロイター/Lena Masri)

 [カイロ 14日 ロイター] - エジプトの大学では、政府の肝いりにより、大学生に適切なパートナーを選ぶ方法や結婚における問題への対処法に関する授業が行われている。同国では2017年に離婚件数が前年比3.2%増の19万8000件以上に達しており、さらなる増加を食い止めるのが目的だ。

     カイロ大学の学生らは、同級生らが夫婦について演じた寸劇を見て笑っていた。

     仕事から帰宅した夫が、床を掃除している妻に、なぜ夕食の準備ができていないのか問いただす。妻は「わたしは子どもを迎えに行き、仕事に行く。料理がまだコンロの上にあるからといって、怠けていることになるのか」と尋ねる。夫は言う。「部屋がゴミ捨て場のようじゃないか」

     この寸劇は、「愛情」を意味する「マワダ」と呼ばれる新しい政府プロジェクトの一環だ。まだ試験段階だが、目標は2020年から毎年80万人の若者を対象とし、最終的には卒業前に授業を受けることを大学生に義務付けることが目標。

     教師のサラ・アーメドさんは、寸劇を見て「家事をすべて妻がしないといけないわけではない」とコメント。イスラム教の預言者ムハンマドは、妻のすべての仕事を助けたと話し、その例に従うべきだと付け加えた。

     ただ、妻は床掃除をしながら夫を出迎えるのではなく、もっと思いやりを示すべきだったとも述べた。

     婚約者と一緒に授業に出席した学生のジュリア・ゴセフさん(23)は、エジプトの経済的困難が結婚生活に悪影響を及ぼすのではないかと懸念する。夫の収入だけに頼ることができず、妻も働かされることになり、寸劇と似たような議論になりかねないという。

     イスラム教では、夫は妻に口頭で告げるだけで離婚することができる。同国のシシ大統領は、離婚率が高すぎるため、国内でのこの慣行を終わらせたいと述べている。

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