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博多座 武田鉄矢・コロッケ特別公演 「水戸黄門」と特別ステージ 抱腹絶倒、九州の地域色前面に /福岡

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 5月の博多座は武田鉄矢とコロッケによる特別公演。第1部の芝居「水戸黄門」(池田政之脚本、金子良次演出)、第2部の「スペシャル オン・ステージ」(宮下康仁構成・演出)とも娯楽性に富み、九州の地域色を前面に出している。【渡辺亮一】

 芝居の舞台は福岡潘。幕府禁制のキリシタンの疑いが黒田家にかけられ、心配になった水戸のご老公・水戸光圀(武田)が内情を探りにやって来る。お家騒動、キリシタン信仰などの問題を絡めながら描く世直しの旅。典型的な勧善懲悪物のイメージが濃かったTBS系のテレビドラマ(2011年放送終了)とはやや趣が異なる。コロッケ(熊本市出身)演じるニセ黄門は根っからの悪人ではなく、妹(横山由依・AKB48)思いの兄としての顔の方が強調される。いわば共感すべきキャラクター。公演前の記者会見で「変な顔はしません」と明言したコロッケだが、記者が観劇した回では必ずしもそうなってはいなかった。堅実な演技を示しつつ、希代のコメディアンぶりを随所に発揮している。

 本作は武田(福岡市出身)とコロッケが共演する初の舞台。バックに安定感抜群の武田が控えているからこそ、コロッケは伸び伸びと役に打ち込めているのではないだろうか。

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