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記者の目

児童虐待防止関連法案審議入り 今度こそ根絶への一歩に=横田愛(くらし医療部)

虐待死事件があったアパートの前に花などを供え手を合わせる男性=東京都目黒区で2018年6月9日、西本勝撮影

 児童虐待防止対策の強化に向けた児童福祉法などの改正案が国会で審議入りした。子どもが心安らぐ場であるはずの家庭内で親から虐待を受け、命を落とした東京都目黒区の船戸結愛(ゆあ)ちゃん(当時5歳)と千葉県野田市の栗原心愛(みあ)さん(当時10歳)の2人の事件が社会を揺さぶり、政治を動かした。親による体罰禁止の法制化など前進も見られるが、法改正は虐待根絶に向けた一里塚でしかない。虐待対応を底上げできるかは、今後の取り組みにかかっている。

 親による体罰禁止の法制化は、結愛ちゃんと心愛さんが「しつけ」名目で虐待を受けていたことで政治課題として急浮上したが、私自身は当初、政府・与党がまとめ切れるか、確信を持てなかった。

 民法は親が子を戒める「懲戒権」を認めている。政府は過去にも懲戒権削除や体罰禁止を検討したが、家庭内でのしつけの在り方に踏み込むことへの抵抗は根強く、見送ってきた経緯がある。

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