サウジアラビア

施設攻撃 米イラン対立先鋭化 偶発衝突、恐れも

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷

 【カイロ篠田航一】国際的な原油輸送の大動脈であるホルムズ海峡付近で起きたサウジアラビアのタンカーに対する「破壊工作」などを巡り、イランと米国やその同盟国であるサウジアラビアとの対立が先鋭化している。イランのロウハニ大統領は今月8日、イランと主要6カ国(米英仏独露中)が2015年に結んだ「核合意」の履行の一部停止を表明。既に昨年に核合意から離脱した米国との緊張状態が続いており、偶発的な衝突も懸念されている。

 サウジのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は14日、東西に走る石油パイプラインの2カ所が爆発物を積んだ小型無人機ドローンの攻撃を受けたと発表した。国営サウジ通信などによると、原油生産に影響はないが、パイプラインは操業を中断。イランが支援する隣国イエメンのイスラム教シーア派武装組織フーシは同日、系列テレビ局を通じて「無人機7機でサウジを攻撃した」と「戦果」を強調。これに対しファリハ氏は「イランの支…

この記事は有料記事です。

残り735文字(全文1140文字)

ご登録から1カ月間は100円

※料金は税別です

あわせて読みたい

注目の特集