企業の「働き方改革」で育児や介護を抱える社員の負担軽減だけでなく、全社員の労働時間削減を促す取り組みが広がっている。日本マイクロソフト(MS)は今年8月、全社員を対象に週休3日制を試験導入。三菱地所プロパティマネジメントは2018年度に勤務時間削減で浮いた残業代を社員に全額還元した。短時間で効率よく働ける環境を整えることで、企業の生産性を高めるとともに社員の労働環境を改善する狙いがある。【今村茜】
日本マイクロソフトは8月の1カ月、週休3日制を導入する。週末3日間を家族旅行やスキルアップの時間に充ててもらい、費用も最大10万円まで補助する。給与額は変わらない。平野拓也社長は「短い時間で働き、よく休み、よく学ぶ。人生に生きがいを感じ、仕事でもより多くのインパクトを出す環境が必要だ」と強調。また、「働く時間が20%減るが、今までと同じ成果を出すにはどうすればよいかを自ら考え、実践してほしい」と…
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