白血病治療

3349万円新薬に保険適用 1回当たり最高額 医療財政圧迫の懸念

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷

 ■解説

 「キムリア」の薬価は3349万円に上り、公的医療保険が適用される薬の値段としては過去最高を記録した。キムリアのように遺伝子組み換え技術を用いて製造されるバイオ医薬品は新薬開発の主流だ。これまで効果が得られにくかった一部のがんや難病などに一定の治療効果がみられるが、製造工程が複雑で開発費用がかさむことなどが薬の高額化する要因になっている。

 ノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑・京都大特別教授の研究を基に開発されたがん治療薬「オプジーボ」もバイオ医薬品の一つだ。登場した当初は1回130万円で、1年間使い続けると約3500万円にもなる超高額薬として騒がれた。他にも、米国で既に承認されているリンパ腫治療薬「イエスカルタ」の値段は約4200万円、網膜疾患の治療薬「ラクスターナ」も約9500万円で、今後も国内でこうしたバイオ医薬品の保険適用…

この記事は有料記事です。

残り242文字(全文616文字)

あわせて読みたい

ニュース特集