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カソウケンの似顔絵描き

/上 師匠編 第一人者、後継者を育成 県警・法医係 緑川順さん /群馬

「骨から顔を作らなければいけない事件とは『解決困難な事件』。どんな依頼が来ても、引き受けます。たった1枚の絵が市民の目を向けさせ、事件解決に導くかもしれないですから」と話す緑川順さん=前橋市江田町で、2019年5月14日午後3時35分、神内亜実撮影

 現場に残された遺体、犯人の目撃情報--。わずかな手掛かりから「顔」を再現する県警科学捜査研究所(通称・カソウケン)の緑川順さん(60)は、鉛筆一本で数々の事件を解決に導いてきた「似顔絵描き」の第一人者だ。この道30年以上になる緑川さんは今春定年を迎えたが、その技を伝承するために再任用され、弟子入りした芸大出身の異色の若手警察官の育成に注力している。【神内亜実】

 「法医係」所属の緑川さんは、独学で学んだ解剖学の知識を基に、頭蓋骨(ずがいこつ)の形状から生前の顔を復元する「復顔法」、目撃者の証言や古い写真から容疑者を描く「捜査用似顔絵」などを担当する。

 これまで描いてきた似顔絵は200近くになる。旧群馬町(現高崎市)で1998年に一家3人が殺された事件で指名手配中の小暮洋史容疑者(49)や、太田市の横山ゆかりちゃん誘拐事件(96年)のゆかりちゃんの、加齢した推定の似顔絵を作成した。

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