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記者の目

裁判員裁判10年 市民感覚の原点、忘れずに=蒔田備憲(東京社会部)

裁判員経験者と法曹三者らが意見を交わした、東京地裁の裁判員制度10周年記念フォーラム=3月19日、蒔田備憲撮影

蒔田備憲(まさのり)

 「司法への国民参加」をキーワードに導入された裁判員裁判は、21日で制度開始から10年を迎える。この間、約9万人が裁判員・補充裁判員に選ばれ、審理に携わってきた。私は昨年8月から東京地裁で刑事裁判の取材を担当し、30人以上の裁判員、補充裁判員の経験談を聞いてきた。現在、法務省の検討会が制度見直しの議論を進めているが、経験者の声を軸として、制度や運用のあり方を見直す必要があると考えている。

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