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就職氷河期世代を「人生再設計世代」と言い換え 諮問会議の“上から目線”に批判

「就職氷河期」だった2001年、大学生が殺到した合同企業説明会=大阪市で佐藤賢二郎撮影

 政府が検討を進める「就職氷河期世代」の人たちへの就労支援策について、4月の経済財政諮問会議(議長=安倍晋三首相)で民間議員から「就職氷河期世代」を「人生再設計第一世代」と言い換える提案がされたことに、批判が集まっている。ツイッターでは「ひどいネーミング」「ばかにしている」などと怒りの書き込みが相次いだ。就職氷河期世代に話を聞くと、その理由が見えてきた。【牧野宏美/統合デジタル取材センター】

 就職氷河期は、バブル崩壊後の景気悪化で企業が新卒採用を絞った1993~2004年ごろに高校や大学などを卒業した世代を指す。現在30代半ば~40代半ばで、約1700万人。就職できなかった人の多くは非正規雇用や無職となり、18年で非正規雇用者は317万人、定職につかないフリーターは52万人に上る。

 「人生再設計第一世代」は、4月10日の経済財政諮問会議で飛び出した。中西宏明・経団連会長(日立製作所会長)や柳川範之・東京大大学院教授ら民間議員4人の連名で提出した就労支援策案の中で、「(就職氷河期世代を)『人生再設計第一世代』と位置付け、再チャレンジを支援する仕組みをつくる」と提言したのだ。具体的には、「不安定な就業者を3年間で半数にする」との目標を掲げ、ハローワークに専門部署や専門家を置いて…

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