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砂浜、青い空、Tシャツ /高知

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「Tシャツアート展」の会場に並ぶTシャツ=高知県黒潮町で2019年5月2日、井上大作撮影
「Tシャツアート展」の会場に並ぶTシャツ=高知県黒潮町で2019年5月2日、井上大作撮影

 コンセプトがずっと心に残っていました。ゴールデンウイーク(GW)中に毎年、黒潮町の入野海岸で開かれる「Tシャツアート展」。皆さん、きっとご存じのイベントだと思います。「私たちの町には美術館がありません。美しい砂浜が美術館です」。主催するNPO法人「砂浜美術館」は、開催趣旨をそう記します。

 今月2日、高知市から幡多路への道は大混雑でした。高速の出口で渋滞し、道の駅へも入れません。改元の連休前半にぐずついていた天気もようやく回復し、絶好の行楽日和。Tシャツアート展の会場入り口はおしゃれな屋台が並び、多くの人であふれていました。

 31回目の今年、1013の作品が全国から寄せられました。半数近くは高知県内からですが、北海道から沖縄まで、更にモンゴルなど国外からも集まりました。Tシャツは木にロープで固定され、サイズごと、団体ごとで広げられます。毎年3月までにデザインを募集、事務局を通じてTシャツにプリントされ、GW中に「ひらひら」させられます。イベント後、潮風の香りつきの作品が応募者の手元に届く流れです。近年はインターネット…

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