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世界経済・見て歩き

中国・北京 花博会場 5G大国アピール 次世代通信へ19兆円投資

国際園芸博覧会会場

 あらゆるモノがインターネットで結びつく新たな経済社会の到来を前に、中国が次世代通信システム「5G」の開発に猛進している。北京市郊外で4月末開幕した国際園芸博覧会会場を歩くと、さわやかな花の祭典に似合わぬ中国の「野望」が垣間見えた。

 万里の長城にほど近い北京市郊外。中国で約20年ぶりとなる「花博」の会場は、日本を含む110の国や国際機関の庭園などがひしめき、各地の花の香りに包まれていた。しかし、メインゲートをくぐるとすぐに、明らかに周囲と不釣り合いな近代的な建物と出くわした。「5G」の最新技術を紹介するパビリオンだという。花博と5G。いったいどんな関係があるのか。

 「5G館」を運営するのは、中国移動(チャイナモバイル)、中国電信(チャイナテレコム)、中国聯通(チャイナユニコム)などの大手中国通信企業だ。体験用のスマートフォンには、確かに画面右上に「5G」と表示されている。「通信速度は現在主流の『4G』の数十倍です」。担当者の説明を聞き、許可を得て約2時間の映画をダウンロードしてみた。かかった時間は1分程度。確かに4Gとは比べものにならないスピードだ。

 顔認証機能が付いた警備ロボットやVR(仮想現実)、小型無人機(ドローン)……。パビリオンでは、データを高速でやり取りできる5Gの特徴を生かした展示、体験コーナーが目白押しだ。しかし、5Gの応用はそれだけにとどまらない。

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