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『柳家喬太郎のヨーロッパ落語道中記』 著者・柳家喬太郎さん

 ◆著者・柳家喬太郎(やなぎや・きょうたろう)さん

 (フィルムアート社・2052円)

国境越えても変わらぬ人の心

 落語に旅ネタというジャンルがある。たとえば「二人旅」は、江戸っ子2人連れのとぼけた掛け合いの妙が楽しい噺(はなし)。一方こちらは、落語家が落語と共にヨーロッパを旅した記録だ。

 古典の滑稽(こっけい)噺から、ゾクッとするような闇をのぞかせる自作の新作落語まで、縦横無尽に噺の世界を紡ぎ出す柳家喬太郎さん。一昨年、デンマーク、アイルランド、英国、アイスランドの4カ国で公演した。言葉や文化の壁にとまどいながらも<噺の内容が通じれば、人間の感情は国境を越えても変わらないなということを確信できた>と手ごたえをつづる。

 「海外なんて行きたくなかったですねえ。海外に行って見聞を広めたいってタイプでもないし」。師匠の柳家さん喬さんはじめ、落語の海外公演は珍しくないだけに、やや意外。「プライベートでも仕事でも海外に行ったことはなかった」という。

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