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温暖化防止 16歳の少女が始めた「学校スト」はなぜ、世界中に広がったのか

3月15日に行われた抗議運動の主な国々の参加者数

 スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさん(16)が単身で始めた「学校ストライキ」は、1年足らずの間に、世界中で大きなうねりを引き起こした。気候変動の影響を受けやすい未来世代は、大人たちとの世代間の不公正をただそうと立ち上がっている。【ストックホルムで八田浩輔】

「私が毎日感じるような恐怖を感じてほしい」

 「パニックになってほしい。私が毎日感じるような恐怖を感じてほしい」。グレタさんは昨年後半から、政財界の要人が集まる世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)や英国議会などで世界の耳目を集める演説を行ってきた。気候変動の危機を警告する「メッセンジャー」として、独特の表現で大人たちの不作為を糾弾してきた。温室効果ガスを減らすため、遠距離移動でも飛行機には乗らず、電気自動車や電車を利用することでも知られる。

 グレタさんが気候変動という言葉を初めて聞いたのは8歳の頃。「当然のように与えられるものだと考えてい…

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