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100人誘導、ザイルで一人ずつ 屋久島「経験したことない雨」

荒川三差路付近で発生した土砂崩れ現場を警戒する救助隊員ら=2019年5月19日午前、読者撮影

 世界遺産の鹿児島・屋久島で悠久の原生林を楽しむはずだった登山客が、自然の猛威により命の危険にさらされた。豪雨による土砂崩れで孤立した314人は19日、全員が無事下山したが、大雨シーズンを迎え、安全なツアーのあり方に課題を残した。

 山小屋で一夜を明かした東京都八王子市の無職、山田辰良さん(66)は18日午後4時ごろ、屋久島最高峰の宮之浦岳(1936メートル)からの下山中、雷雨に見舞われた。登山道に水が流れ込み「水のかさが膝下ぐらいまでになって歩けない状態になった」と振り返る。

 大阪府太子町の主婦、村井みさ子さん(62)は「ガイドさんの連係プレーで助かった」と語る。下山途中の橋は急流にのまれており、ガイドがザイルで約100人を1人ずつ誘導した。荒川登山口のバスで車内泊したが「居合わせた方たちとお菓子やヌードルなどを分け合って食べ、不満や不平を言う人はいなかった」と言う。

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