京を拓く

/74 便利堂 コロタイプ逆輸出狙う /京都

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
便利堂本社玄関に展示された120年前のリトグラフ(石板)印刷機の横で笑顔を見せる社長の鈴木巧さん=京都市中京区で、中山和弘さん撮影
便利堂本社玄関に展示された120年前のリトグラフ(石板)印刷機の横で笑顔を見せる社長の鈴木巧さん=京都市中京区で、中山和弘さん撮影

 創業132年の美術印刷と出版の老舗、便利堂(京都市中京区)は、約160年前フランスで発明された精緻で高い耐久性を持つ写真印画技法、コロタイプを、明治期に導入し独自の技術を磨き発展させてきた。本社には多色刷りコロタイプができる世界唯一の工房があり、官公庁や社寺の依頼を受け、これまで2500件以上の国宝や文化財の複製を手がけている。

 2017年夏からは、便利堂本社内にコロタイプアカデミーを開講し、一般の参加者を募ったワークショップを開催してきた。

この記事は有料記事です。

残り1748文字(全文1972文字)

あわせて読みたい

注目の特集