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春の叙勲は道内から230人が選ばれた。社会の各分野で顕著な功績を上げた人に贈られる旭日章が46人、公共性のある仕事に長年従事してきた人が対象の瑞宝章は184人。発令は21日。受章者は名簿の通り。
◆旭日単光章
選手育つ良い環境を 元道スケート連盟理事長 高橋貞夫さん(84)
五輪選手を多数輩出したスケート王国の道内で、約60年間にわたり競技普及や選手強化に取り組んできた。スポーツ振興への貢献が評価された旭日単光章受章に「私一人ではなく、一緒に活動してきた道内のスケート関係者全員を代表していただいた」と感謝した。
小学生でスケートを始めた。1951年に苫小牧東高入学後、競技のスピードスケートを本格的に始め、わずか9カ月後に長野県茅野(ちの)市の蓼科(たてしな)湖で開催された第1回全国高校選手権大会に出場。「当時は全国の選手たちのタイムもわからないだけに楽しみで仕方がなかった」と挑んだ大会で、個人500メートルと2000メートルリレーの2冠を達成した。
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