「消費増税、首相はG20前後までに判断と思う」本田悦朗氏インタビュー一問一答

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インタビューに答える、本田悦朗・前スイス大使=東京都千代田区で2019年5月21日午後3時10分、宮本明登撮影
インタビューに答える、本田悦朗・前スイス大使=東京都千代田区で2019年5月21日午後3時10分、宮本明登撮影

 安倍晋三首相の経済ブレーンの一人、本田悦朗前駐スイス大使(64)が21日、毎日新聞の取材に応じた。本田氏へのインタビューの詳細は次の通り。

 ――消費税が10月から10%に引き上げられる予定です。

 ◆米中貿易摩擦は覇権国争いが絡み、簡単に収束するとは思えない。英国の欧州連合(EU)離脱の行方も見通せず、世界にリスクが山積している。そうした中、日本にリーマン級のショックをもたらしかねない消費増税は、単なる延期ではなく、増税時期を決めない「凍結」とすべきだ。多くの人々は将来的に税率が10%を超える可能性があると身構えており、そうした意識が消費を冷やしている。増税は、デフレから完全に脱却し、中期的な安定を確認したうえで実施するのが望ましい。

 ――政府はリーマン・ショック級の危機が起きない限り予定通り増税する方針です。20日発表の1~3月期国内総生産(GDP)速報値も年率換算で2.1%増と堅調でした。

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