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カンヌ映画祭便り

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2019第6日 往年の大スターの涙

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名誉パルムドール授賞式会場で、アラン・ドロンさんに一斉にカメラを向けるカメラマンら=フランス・カンヌで2019年5月19日(日本時間20日)、小林祥晃撮影
名誉パルムドール授賞式会場で、アラン・ドロンさんに一斉にカメラを向けるカメラマンら=フランス・カンヌで2019年5月19日(日本時間20日)、小林祥晃撮影

 カンヌ国際映画祭は19日で6日目。この日は、中盤のハイライトであるアラン・ドロンさんへの名誉パルムドールの授賞式がありました。今回は式典の様子を詳しく「中継」したいと思います。

 ドロンさんは言わずと知れた往年の大スターで、御年83歳。名誉パルムドールの授賞は、映画祭事務局が4月に事前発表していました。カンヌ映画祭の事務局はこれまでにも複数回、彼に表彰したい意向を伝えてきたそうですが、ドロンさんは「パルムドールは監督をたたえるものだ」としてずっと固辞していたとのこと。今回は映画祭としても、長年の思いがようやく通じた表彰だったようです。

 授賞式の場内は報道陣や招待客でほぼ満員。ドロンさんが関係者とともに客席後方から入ってくると、全員が起立して大きな拍手と歓声を送りました。14日の開幕以来、カンヌで見たスタンディングオベーションでは最も盛大だったように感じました。

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