メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

兵庫県庁、700億円かけ建て替えへ 耐震対策 30年度まで

兵庫県庁建て替え案

 兵庫県は20日、老朽化した県庁舎1、2号館を2030年度までに建て替える構想を明らかにした。現庁舎は一部で震度6強以上の地震で損壊の恐れが指摘されていた。県民会館の建て替えや、ホテルなど新たな民間施設の整備も含めて総事業費は680億~720億円に達する見込み。建設後に現庁舎を取り壊すため、仮庁舎は設けないという。【春増翔太】

 構想によると、新庁舎は現在の1号館南側の同じ区画内に建て、継続して使用する3号館と合わせて「行政ゾーン」にする。2号館と県民会館の跡地はホテルや商業施設などを誘致し「にぎわい交流ゾーン」として整備する。2号館跡地の一部には「文化芸術ゾーン」として新たな建物を設ける。

 1号館は1966年、2号館は70年に建った。阪神大震災(95年)直後に耐震補強した。しかし昨夏以降、拠点庁舎に求められる耐震指標に達していないとの診断結果が出たため、県は改修と建て替えの両案を検討していた。

 県の試算では、改修の場合でも35年後には建て替えが不可避となる。今後70年間にかかる事業費は780億~820億円と試算。一方、建て替えの場合は建設費500億~540億円、20年ごとの修繕費約180億円と見積もり、建て替えを選択した。

 財源として県有施設の整備基金(残高約150億円)や、民間からの賃料を充てるほか、県債の新規発行を予定する。井戸敏三知事は20日、「今後3年間でさらに基金を150億円ほど積めば、財政的なやりくりは大丈夫ではないか」と述べた。

 構想は、県庁周辺の行政機関や観光、教育施設などを含む元町山手地区の再整備を検討する県の有識者会議で素案として示された。県は年度内に基本計画をまとめ、来年度に設計に入る予定。

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 育休明けに倉庫勤務「不当な配転」 アシックス男性社員訴え
  2. 金融庁、わずか10日で削除「年金の水準が当面低下」などの表現
  3. 「香港人はあきらめない」 デモ参加の「民主の女神」周庭さん、東京で逃亡犯条例改正の撤回訴え
  4. 交番襲撃 防犯カメラに映った男の画像を公開
  5. YOSHIKIさん謝罪 ジャッキー・チェンさんとの会食、ツイッターで公表後に 

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです