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カンヌ映画祭便り

2019第7日 海越えて響く「心の救済」追求する物語 「批評家週間」で上映の「典座」

カンヌ映画祭の批評家週間で「典座 -TENZO-」の上映を終えて、リラックスした表情を見せる富田克也監督(中央)と製作に関わった全国曹洞宗青年会の倉島隆行さん(右)と河口智賢さん(左)=フランス・カンヌで2019年5月20日、小林祥晃撮影

 カンヌ映画祭は20日で7日目となりました。全12日間の日程も折り返し点を過ぎ、いよいよ後半戦です。

 この日は、映画祭本体と並行開催されている「批評家週間」で上映された「典座 -TENZO-」(富田克也監督)についてご紹介します。この作品が製作された経緯が極めてユニークなのです。

 この映画は、全国曹洞宗青年会の会長だった倉島隆行さんと、副会長だった河口智賢さんが、富田監督に曹洞宗のプロモーション映画を撮ってほしいと依頼したことから製作が始まりました。なぜ映画なのか。実は、倉島さんは僧侶を目指して修行中だった20代の頃、身近な人の心を救えなかった体験から仏教に限界を感じて渡仏。カンヌにも近い南仏のニースにある禅寺に滞在していたことがあるそうです。

 その時、たまたま映画祭期間中のカンヌに立ち寄り、なぜか「いつかここに戻って、レッドカーペットを歩きたい」という思いを持ったといいます。

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