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本はともだち

「かがくのとも」創刊50周年 子どもと自然が出合う入り口に

親子2代にわたって読み継がれている作品も多い

 子どもに科学の面白さを伝える月刊絵本「かがくのとも」(福音館書店)は4月、創刊50周年を迎えた。5~6歳の子どもたちに向け、「不思議」に満ちた世界の豊かさを伝えようと創刊された。植物や昆虫、動物といった身近な自然を中心に、丁寧な取材を踏まえた良質な作品を数多く世に送り出している。【大沢瑞季】

 創刊は1969年4月で、これまでに603号を数える。編集部によると、創刊前の日本には「科学絵本」というジャンルはなく、図鑑や教科書の延長のような本が大半だった。そこで、米国で発行されている例を参考に、「知識の押しつけではなく、読んで面白い科学絵本を作ろう」と構想を練ったという。

 入念な取材や観察を踏まえ、何度もスケッチを描き直す。このため、1作品が発刊されるまでに少なくとも3年、長いものでは8年かかる。「科学のほんとうのおもしろさを知らせ、しかも<見る>だけでなく、もっと深くみつめさせ、考えさせなくてはならない」。初代編集長が「発刊のことば」に込めた思いは、現在も引き継がれる。

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