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核被害の悲惨さを訴え続ける被爆者の声に耳を傾け、平和と核廃絶を求める思いを伝えます。

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2019春/2 次世代に託す「非核」 川野浩一さん(79)

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修学旅行生らが行き交う平和公園でマイクを握る川野浩一さん=長崎市松山町の平和公園で2019年5月9日、今野悠貴撮影
修学旅行生らが行き交う平和公園でマイクを握る川野浩一さん=長崎市松山町の平和公園で2019年5月9日、今野悠貴撮影

 <時代が変わっても documentary report 247>

 今月9日、長崎市の平和祈念像前で被爆者らによる座り込みがあった。長崎に原爆が投下された日に合わせ40年前から毎月続けられる取り組みは444回目。マイクを握った川野浩一さん(79)は、核合意を巡るイランと米国の対立に「危機的状況が生まれた」と警鐘を鳴らし、集まった約100人に「核兵器廃絶を願う心は一つ」と語り掛けた。

 長崎市で5歳で被爆。県平和運動センター被爆者連絡協議会議長などとして長年、核廃絶の運動に携わってきた。「塗炭の苦しみを負いながら、自分たちの力で権利を勝ち取ってきた」。被爆者の戦後の歩みを振り返り、座り込みでも憲法や安保法制などに対してメッセージを発してきた。

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