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<時代が変わっても documentary report 247>
今月9日、長崎市の平和祈念像前で被爆者らによる座り込みがあった。長崎に原爆が投下された日に合わせ40年前から毎月続けられる取り組みは444回目。マイクを握った川野浩一さん(79)は、核合意を巡るイランと米国の対立に「危機的状況が生まれた」と警鐘を鳴らし、集まった約100人に「核兵器廃絶を願う心は一つ」と語り掛けた。
長崎市で5歳で被爆。県平和運動センター被爆者連絡協議会議長などとして長年、核廃絶の運動に携わってきた。「塗炭の苦しみを負いながら、自分たちの力で権利を勝ち取ってきた」。被爆者の戦後の歩みを振り返り、座り込みでも憲法や安保法制などに対してメッセージを発してきた。
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