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がん大国白書

患者100万人時代に備える 大腸がん/下 人工肛門、進むケア体制

人工肛門や人工ぼうこうのある「オストメイト」対応のトイレを示すマーク(中央)。公共の交通機関や施設などで広がりをみせている=東京・大手町で、河内敏康撮影

 大腸がんでは、手術で直腸を切除すると人工肛門になるケースがある。装具の進歩やケア体制の整備など患者を取り巻く環境は改善されつつある一方、社会の一層の理解が課題になっている。

 「手術後の2年ほどは1日20回以上トイレに行っていた。今は半分程度に減ったが、出かける時に困る」

 4年前の大腸がん手術で直腸を20センチ切除した東京都北区の男性(78)は悩みをこう打ち明ける。主治医から「もう少し肛門に近かったら人工肛門にせざるを得なかった」と説明された時にはホッとしたが、その後の不便さは想像できなかった。整腸剤を処方してもらい、何とかトイレの回数を抑えている。

 全体で約2メートルある大腸は水分を吸収して便をつくる結腸と、便をためる直腸に分けられる。大腸がんは…

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