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AYA世代のがん

精子・卵子、凍結保存 生殖機能温存した治療 将来への希望、闘病の支えに

生まれたばかりの杏ちゃんを抱く松井さん夫妻=2018年7月、松井さん提供

 競泳の池江璃花子さん(18)の白血病公表で注目が集まっている思春期・若年成人(AYA=アヤ)世代と呼ばれる若年層のがん。治療の大きな課題の一つが、子どもを産める可能性(妊孕性(にんようせい))をどう残すかだ。元患者らは、温存の意義を「将来への希望を持ち、闘病の心の支えになる」と語るが、精子や卵子の凍結保存は公的保険の対象にならないため経済的負担が大きく、助成制度もまだ限られている。【熊谷豪】

 「子どもより自分の命を考えてほしい」。関東地方の女性(49)は20歳の時に「再生不良性貧血」と告知を受けた。造血幹細胞の減少により血液中の白血球、赤血球、血小板のすべてが減る難病で、治療には抗がん剤も使われる。「子どもを産めますか?」。そう尋ねると、医師に「自分の命を考えて」と諭され「出産はあり得ないんだ」と泣いた。

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