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憲法9条の精神を世界に 埼玉の団体「SA9」がキャンペーン 「国連で支持決議採択」働きかけ

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「SA9」の中心メンバー。左から阿部一智さん、クラウス・シルヒトマンさん、上原稔男さん、大森美紀彦さん=埼玉県日高市で
「SA9」の中心メンバー。左から阿部一智さん、クラウス・シルヒトマンさん、上原稔男さん、大森美紀彦さん=埼玉県日高市で

 「SA9(エス・エー・ナイン)」という市民グループのキャンペーンをご存じだろうか。戦争の放棄、戦力の不保持、交戦権の否認を規定した憲法9条の精神を、国際社会で共有すれば、平和な世界に近づけるのではないか--。そんな理想を掲げている。どんな活動なのか。【沢田石洋史】

 埼玉県日高市在住の日独の4人が中心メンバーで、SA9は「Second Article 9(9条を支持せよ)」の略称。2017年末に発足し、国連総会で「日本国憲法9条を支持する」との決議案が「どこかの国」によって提出され、採択されることを目指し、各国の在日大使館を訪ね、協力を求めている。

 なぜ9条支持の決議案なのか。「国連憲章の正当な後継者が9条だからです」と解説するのは、グループの学術顧問を務め、1992年から日本で暮らすドイツ人平和歴史学者、クラウス・シルヒトマンさん(75)だ。

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