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食品の廃棄量を減らすとともに、途上国の農家への利益還元を目指すパティシエら3人が22日、金沢市でガトーショコラ専門店を開店した。生産工程を一元管理することで、過大なマージンを減らし価格を抑えたチョコレートを全商品に使用。「客、生産者、働く人の3者を大切にするビジネスにしたい」と話している。
金沢市鞍月3の「Kuroneco Jack(クロネコ ジャック)」には抹茶味やレモン味など全12種のほか季節限定のガトーショコラが並ぶ。同店で使うのは、パンやチョコの原材料メーカー「ピュラトス」(本社・ベルギー)が開発した「カカオ・トレース」と呼ばれる方法で作られたチョコ。一般のチョコでは仲介、加工段階でマージンが引かれ、農家の利益は限られる。カカオ・トレースは、原材料のカカオ豆を生産するベトナムやアフリカ・コート…
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